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季節ごとの挨拶文で覚えておきたい5つのポイント

季節ごとの挨拶文で覚えておきたい5つのポイント

ビジネス文書に季節の挨拶を上手に織り込むことで、文書に、というよりも書いているあなたに、好印象を持ってもらうことができます。

具体的な各季節の文例を調べてみたり、考えてみたりする前に、どのような季節であっても共通して覚えておきたいことをまとめてみました。

1. 絶対に外せない、季節の挨拶を記載する文書/記載しない文書

まず最初に、季節の挨拶を記載すべき文書、記載すべきではない文書があることをしっかり区別することが重要です。

ざっくりとした判断基準は、ビジネス文書を渡す相手方が本文の内容に強い興味を持っている場合には不要、興味があるか不明な場合には入れておくことが無難、というものです。

具体的には、報告書等では不要、こちらの事情を伝える挨拶文(役員の交代や住所の移転等)では入れておいた方がいいでしょう。

2. オリジナルでもOK!な季節の挨拶

季節の挨拶については、ネットで調べた文例を流用(引用)することが多いと思います。

基本的には、それで何ら問題ありませんが、季節の挨拶についてはそれほど強い縛り(ルール)ではありませんので、オリジナルな文章でも構いません。

これも上記で触れていますが、キーワードは流用した方が無難です。

季節の花(桜、紫陽花、金木犀等)、季節の行事や行事のアイテム(ゴールデンウィークや鯉のぼり)等を使うことになります。

3. まずはここから、季節の挨拶は「そのとき」or「前向き」が鉄則

一般にビジネスの現場でネガティブなことを言ってよい結果になることはあまりありません(もちろん、ポジティブすぎて失敗することもありますが)。

季節の挨拶についても同様で、その季節への言及がポジティブなものであることが望ましいです。

あまり考えたくない場合には、その季節のことをそのまま記載しておくことでも事足ります。

一歩進んで、次の季節に言及することも、次の季節に進むことが望ましい場合(つまり、次が春か秋である場合)には、許容される場合があります。

4. 脱初心者の道、季節の挨拶は「簡潔に」「簡潔過ぎず」がポイント

季節の挨拶を長々と述べることはビジネス文書にはふさわしくありません。

元々ビジネス文書は簡潔であることが求められますが、季節の挨拶はそこに添えられた装飾のようなものです。

装飾として印象アップを果たすためには、季節の挨拶が目立ちすぎないことが必要です。

一般には、長々と季節の挨拶を考えることの方が難しいのですが、簡潔に過ぎるもの逆に考え物です。

何故なら、元々文章量の調整のために記載している季節の挨拶が短すぎると、記載している意味がない場合も多いからです。

5. これができれば上級者、季節の挨拶を記載する場所

季節の挨拶については、本文の前に入れるのが一番簡単です。

文例の多くも、文頭におかれることを想定されているものと思います。

しかし、文末に季節の挨拶を入れることができれば、より相手に強い印象を残すことができます。

避けたいのは、何故そこに季節の挨拶が入っているのか、受け取った相手方に違和感を感じさせることです。

違和感を感じさせないためには、季節の挨拶が何らかのアクション(時期がいいから事務所に来てほしい、等)に結び付いていることが大事です。

まとめ

以上、季節の挨拶を記載するに当たって気を付けるべきポイントを列挙してみました。

季節の挨拶は読み飛ばされるのが普通なので、それほど気合を入れて文案を考える必要はありませんが、違和感を持たれると悪印象となる困った存在です。

迷ったら、文案通りに記載してしまう、ことが最も簡単な対処法ではないかと思います。

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